地域福祉活動協力金について(お願い)
(お互いさまの支えあい)
1.主 旨
地域においては核家族化が一層進行し,福山市では単身世帯,二人世帯を合わせると約半数を超える状況にあります。このことは世帯力の低下を招き,情報の入手不足によっては,様々な生活課題を解決できずに孤立化する高齢者世帯や,判断能力の低下した認知症高齢者の増加によって在宅生活が困難になる等,何らかの支援を必要とする世帯が増えているのが実態であります。
こうした状況に対し,地域で発生する様々な生活課題の解決に向けて,住民主体の取り組みを進めることが重要であり,これら地域で福祉をすすめるための安定的な財源を確保するため,2013年度より「地域福祉活動協力金」の制度を新たに立ち上げ,福山市内全学区での取り組みをお願いし,全て地域における活動や地域特有の課題解決に向けた財源として活用するものです。
2.経 過
社会福祉協議会として従来の会員制度と合わせて,2013年度から将来を見据えた永続的な取り組みとして,市自治会連合会,市連合民生・児童委員協議会,市福祉を高める会連合会との協議のもと,特に地域で自主的に取り組んでいる活動や地域特有の課題解消のための財源として,世帯単位で年間100円を目安に『地域福祉活動協力金』にご支援願うことといたしました。
3.
地域福祉拡充の必要性
福山市が策定した地域福祉計画と連携・協働する中で,社協では地域福祉活動計画(ボランティア活動推進計画)を策定し,地域福祉活動を進めるうえで,地域において気軽に集える“居場所”づくり,社会的な孤立を防ぐための見守り体制の充実や,住民が主体的に地域の福祉課題へ取り組むための組織の活動強化,住民だけでは対応が難しい課題解決に向けた取り組みなど,今後取り組むべき事項は山積しており,また,それらの課題解決に向けたニーズを把握していくことが急務と考えております。
4.
協力金の活用
協力金の活用については,全て地域へ還元(サロン活動など地域の中で実施する事業へ充当)していきます。
また,全学区を対象に座談会を実施(高める会・自治連・民協等)地域の現状と課題を把握してまいります。
このことにより,各地域における課題を把握する中で,その課題解決に向けた取り組みに協力金の財源を充当していくなど,透明性のある活用とさせていただきます。
地域福祉活動協力金チラシ
【問い合わせ先】
福山市社会福祉協議会(総務課)
電話:084-928-1330 FAX:084-928-1331